若葉祭前日、朝からの大雨・・・・前日立てたテントはびしょぬれで、あれこれ最終チェック・・・と思っていたのに外回りのことが何も出来ない焦りと不安・・・明日になればほんとに雨は止むんだろうか・・・大丈夫、だいじょうぶと言い聞かせてみても、やはり心配で心細くなっていきます。先生は、こんなときにも合羽を着て黙々とトイレのドア作り。午前中でようやく完成!のつもりが外側のドアの引き手を取り付けて、大変なことに気付きます・・・!
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内側の引き手がな〜い!カギもな〜い!!時間もないのに大慌て、最寄のホームセンターに、最後まで、ほぼ毎日通う日々でした。こんなことがほかにもあって前々日、喫茶室のガス工事が終わって、さあ、お湯を沸かそう!と思ったらガステーブルがな〜い!明日はすいとんの仕込が待っているのに!!もう時計は7時半を回ってホームセンターは閉店時間・・・!焦りながら、24時間営業の大型スーパーへ。探し回って見つけた時には涙の出そうな気持でした。
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そんなこんなで迎えた若葉祭当日。昨日までのどしゃ降りが嘘のように晴れ渡り、清々しい五月晴れの朝。6時、7時と続々スタッフ、関係者が集まってきます。8時ごろにはもう、準備に行きかう人がごった返して、50人以上いたでしょうか。 いよいよ始まるというのに相変わらず私も、先生も右往左往・・・・いつもどこかで『先生はどこ!?』『直ちゃんはどこ〜!?』と声がしているようでした。
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充分な打ち合わせもないまま、予定の時間にならないうちに、会場は人で溢れ出し、誰も予想していなかったほどの賑わい、駐車場が足りないほどのうれしい悲鳴!とはいえ、すべての係の人がてんてこ舞いで、全体を把握している人がいない?ような状態でした。
お餅つき、すいとん、お赤飯の振舞いは、スイートピーのみんなの努力の甲斐あって、大人気!前日の夜遅くまで仕込みに集まってくれた苦労も報われる瞬間でした。
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イワナ、焼きそばコーナーも売行き好調で、ほぼ完売!とりわけ岩手から取り寄せたイワナは大人気で、焼くのが間に合わず、行列の出来る勢いで、汗だくで準備したスタッフが、気がつくと、一本の味見もしないまま・・・ちょっぴり残念!
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蔵のカフェも思った以上の反響で、オープン前から、『珈琲はまだ?』とたくさんのお客様に寄ってい頂きました。ふだんは然程狭くは感じない蔵の中が、思いのほか窮屈に感じられるほどの盛況で、こちらもてんてこ舞い。準備不足もあって、お待たせしたり、順番が前後したりでしたが、大目に見ていただき、お客様に感謝の気持でいっぱいです。
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会場を、賑わせてくれた、フリマの参加者の皆さん、陶芸教室の指導に当たっていただいたボランティアの方々、風に揺れる心地よい音楽で会場を満たしてくれた高谷オカリナの里のみなさん、子供達に紙芝居を見せて下さった須藤さん、お花を活けて下さったり、お抹茶のサービスを提供してくれた足利の西さんと、そのお友達のみなさん、今回のイベントの発案者でもあり、弱気になる私を常に励ましてくれたスマイリークラブの皆さん、宣伝費がないのに、あれこれ無理を承知で、チラシや栞を作って頂いた、モダンタイムスの中村さん、一家で参加してくれた下仁田焼の伊藤さん、つがの焼の川原井さん、陶我楽志の長谷川さん・・・・ほかにもとても書き尽くせないほどの多くの人の力で、今回の初めての若葉祭を盛り上げることが出来ました。参加してくれたすべての方一人ひとりに、お礼が言いたい気持です。この場を借りて、深く深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。