久しぶりの更新です。若葉祭のその後、ほとんど燃え尽きたような状態で、約一ヶ月あまり、お休みしていました・・・・・反省!ようやく気持も体力も復活、新たな報告をさせていただきます。昨日の土曜7月5日、日暮れを待ちながら、関ってくれたすべてのみなさんへ、『CHRIEのありがとうコンサート』がリニューアルした納屋の会場で開催されました。
時間はさかのぼり、約一ヶ月前に。若葉祭の反省会。振り返るとほとんどのスタッフが大忙しで、持ち場を離れるゆとりなく、せっかくのコンサートを聴けなかったね、という残念な声。そんな中、CHRIEの二人のほうから嬉しい申し出がありました。
『納屋でのコンサート、思いがけずたくさんのお客様に来場頂き満員の大盛況の中、素敵なひとときを共有出来ました。それも改装までの先生やボランティアのみなさんの情熱、当日支えてくれたスタッフの人たちの熱意あればこそ。ぜひスタッフのみなさんへの感謝の気持をミニライブのような形で表現出来れば・・』と。
片道2時間以上の道中をかけて、益子から佐野までの距離を来て下さることさえ大変なこと。多忙なスケジュールの合間を縫っての嬉しい申し出に、また新たな感謝の気持が沸き起こります。
声を掛けてみると、思った以上に、『聴きたかった』人は多く、納屋は手狭にさえ感じられました。中庭を広く使って、ガーデンコンサートに、という構想も浮かびましたが、なにぶん梅雨どきの企画。雨が降っても・・・と思うとやはり、納屋で、ということに。さあ、日数もないけれど、壁を抜いて広くする作業が始まりました。
計画が動き始めると、また新たに力強い協力者が現れます。会場のステージ作り、演出まで手がけてくれたのは、作庭師であり、華演家でもある沼尾光三氏。古きよき物の光をあて、その魅力を発揮するセンスにはいつも頭が下がります。
今回は、古い乳母車と、納屋にあった三輪車を甦らせました。
傍らにある椅子は、手伝ってくれた若い大工さんが、庭にあった端材で、こしらえてくれたもの。自然な曲線がいい感じです。
そして当日、乳母車の花器にはいろとりどりの紫陽花が咲き乱れる大きなステージ・・・